伝統芸能・日本文化―茶道

茶道の哲学 (講談社学術文庫): 久松 真一 藤吉 慈海: 本

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茶道の哲学 (講談社学術文庫)

茶道の哲学 (講談社学術文庫)

内容説明

茶道の本質とは!?無相の自己とは何か!?本書は,著者の茶道の実践論ともいうべき「茶道箴」を中心に,「日本の文化的使命と茶道」「茶道における人間形成」等の論文をもとに茶道の本道を説いた刮目の書

内容(「BOOK」データベースより)

茶道は今日、日本のみならず世界的に強い関心を持たれ茶道人口も急速に増加しているが、茶道の本旨を理解している人は少ない。本書は、みずから茶道を行じ茶道の玄旨たる禅を究めた著者が茶道文化の本質について秀徹した思索を深め、かつ茶道の将来についての創造的な意見を熱意をもって語った、茶道史上、特筆すべき名著である。

著者紹介

【久松真一】
明治22年(1889)岐阜県に生まれる。京都帝国大学哲学科卒業。元京都大学教授。京大心茶会、FAS協会を創立。文学博士。昭和55年(1980)没。著書に『絶対主体道』『禅と美術』『久松真一著作集』『墨海 久松真一の書』など。

【藤吉慈海】
大正4年(1915)佐賀県に生まれる。京都帝国大学哲学科卒。久松真一に師事。花園大学名誉教授。現在浄土宗大本山鎌倉光明寺法主。文学博士。著書に『浄土教思想の研究』『鈴木正三の禅』『禅者 久松真一』など。1993年没。

目次

1 茶道論(日本の文化的使命と茶道
茶道における人間形成
茶道文化の性格)
2 茶道箴(露地草庵
茶道の玄旨
和敬清寂
芳躅
流儀
好み
佗数奇
心悟
一期一会
事理

打擲
白露地
茶の十徳
喫茶去)

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