伝統芸能・日本文化―茶道

すらすら読める南方録: 筒井 紘一: 本

PR
ブラウズ

すらすら読める南方録

すらすら読める南方録

内容説明

現代語訳で解き明かす千利休の佗び茶の思想「家はもらぬほど、食事は飢ぬほどにてたる事なり」禅的な深い叡知をたたえた名文が新たな筆者をえて生まれかわる。茶道家、日本の古典・禅文化ファン必携の書。

内容(「BOOK」データベースより)

千利休茶の湯の秘伝書『南方録』から「覚書」を完全収録。日本独自の精神性と美意識がこめられた利休茶の思想は、現代人に心のありようを示してくれる。

内容(「MARC」データベースより)

日本独自の精神性と美意識がこめられた利休茶の思想は、現代人に心のありようを示してくれる-。千利休茶の湯の秘伝書「南方録」から「覚書」を完全収録。総ルビつき原文、著者オリジナル現代語訳つき。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

筒井 紘一
1940年福岡県田川市に生まれ飯塚市で成長する。早稲田大学文学部東洋哲学科卒業。同大学大学院文学研究科修士課程日本文学専攻修了。現在、今日庵文庫長、京都学園大学人間文化学部教授、茶道資料館副館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

宗易ある時、集雲庵にて茶湯物語ありしに―茶の湯の心が深められるわび茶
宗易へ茶に参れば、必ず手水鉢の水を―手水鉢を使う意味
宗易の物がたりに、珠光の弟子、宗陳・宗悟と―利休の師匠
客・亭主、互の心もち、いかやうに得心して―叶うはよし、叶いたがるはあしし
露地に水うつ事、大凡に心得べからず―露地に水をうつ三露の意味
露地の出入は、客も亭主もげたをはくこと―雪駄を考案した利休
小座敷の花は、かならず一色を一枝か二枝―わび茶の花は軽く生ける
花生にいけぬ花、狂歌に、花入に入ざる花は―禁花の歌
夜会に花を嫌ふこと、古来の事なりしを―夜会にも白い花
或人、炉と風炉、夏・冬茶湯の心持、極意を―夏は涼しく、冬は暖かに〔ほか〕

inserted by FC2 system