内容紹介
【茶道具を種類ごとに、全6冊にまとめた『茶道具百科』】
5巻では、「炭道具」を香合から炭斗、羽箒、かん、火箸、釜敷、灰器・灰匙、そして炭と灰とし、「莨盆」と併せて10章で解説。それぞれのお道具の鑑賞はもちろん、種類や形状を紹介するとともに、水屋での心得、点前座での扱いなどを写真と文でわかりやすく紹介します。
本勝手、逆勝手、風炉、炉の炭の組みかたをはじめ、轡かん、常張かんなど特殊なかんの用いかた、紙釜敷・組釜敷の扱いなどを細やかな写真で掲載。今までにないアングルの写真を採り入れ、細部が見やすくなりました。また、本文に用いた用語も巻末に解説、知りたいところがすぐ引ける索引など付録頁も充実。基本を見つめなおすとともに座右に置いておきたい必携のシリーズ第5弾。