伝統芸能・日本文化―茶道

茶の湯がたり、人がたり: 近藤 道生: 本

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茶の湯がたり、人がたり

茶の湯がたり、人がたり

内容紹介

「益田鈍翁、根津青山、松永耳庵らに直に会った人はもう殆どいない。それだけにこの道具がたり人がたりは日本文化に関心を持つ今の若い人に広く読んでもらいたい。」――樂吉左衞門(陶芸家・樂家15代)

近代の大茶人・益田鈍翁の侍医であった亡父の薫陶を受け、戦後は官・財界の第一線で活躍しながらも常に茶の湯を友としてきた著者が、茶を介して親交を重ねた数寄者達のエピソードについて、ゆかりの茶道具を媒介に余すことなく語り尽くす。また自ら敬慕する茶の湯の先達へ思いを馳せ、茶道史の謎についても独自の見解を披露。茶の湯を舞台に繰り広げられる古今の人々の生きざまを見事に描き出す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

近藤 道生
1920年神奈川県小田原に生まれる。1942年大蔵省に入省。ついで海軍短期現役主計大尉に任官、赴任。1946年12月復員し、大蔵省官房長、銀行局長を経て、1972年国税庁長官。1975年博報堂に入社。社長・会長・代表を経て現在最高顧問。益田鈍翁の主治医であった父外巻の薫陶を受けて茶の湯のたしなみ深く、今日庵老分をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

1 茶の湯がたり、人がたり(黄瀬戸茶碗とチンチリレン
茶碗の齢
有楽井戸
初陣茶会 ほか)
2 茶の湯と日本の伝統(世阿弥風利休流アソビの世紀―二十一世紀を迎えて
アラン・ドロンとセント・ヘレナ―日本におけるフランス年に寄せて
二十世紀財界人風景と二十一世紀展望
日本の伝統 侘び寂び幽玄 ほか)

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