伝統芸能・日本文化―茶道

綜合藝術としての茶道と易思想: 関根 宗中: 本

PR
ブラウズ

綜合藝術としての茶道と易思想

綜合藝術としての茶道と易思想

内容紹介

易と禅と喫茶の関係を、茶道を実践する著者ならではの視点から、分かりやすく論述。武野紹鴎と茶室・大黒庵に込められた秘事を鮮やかに解明。そして、利休という道号は「名利共休」や「名利頓休」からと名づけられたという定説ではなく、易からとられたという大胆な推論には説得力がある。さらに、茶道の火相や湯相、南方録のカネ割論を易の影響はもとより陰陽五行との関係を展開しながら初心者にも分かりやすく解説。

内容(「BOOK」データベースより)

東洋文化の精華・綜合芸術である茶道の『感応の美』は、時代を超えて生き続ける。茶道実践者にして、はじめて可能な茶道と易思想の解明。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

関根 宗中
本名、秀治(ひでじ)。昭和21年京都市生れ。大谷大学文学部仏教学科卒業。宝塚造形芸術大学大学院博士課程修了、芸術学博士。裏千家教授。現在、裏千家事務総長。(社)茶道裏千家淡交会副理事長兼専務理事。(財)今日庵常務理事。平安女学院大学客員教授、宝塚造形芸術大学大学院非常勤講師、元兵庫教育大学大学院非常勤講師、京都市芸術文化協会理事、(社)青少年育成国民会議副会長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

序章 藝術・藝道・茶道という言葉について(「藝術」の語について
アート・クンスト(art Kunst)という視点からの茶道研究 ほか)
第1章 禅林における易学研究と喫茶(易について
禅林における易学研究 ほか)
第2章 茶道名人と易経(精行検徳之人と八卦風炉
大黒にこめられた紹鴎の秘事 ほか)
第3章 易が茶事に与える影響(茶事の大法に与える易の象と数の論理の影響
易の象・数論理と茶道のカネ割論 ほか)
終章 今後の課題

inserted by FC2 system