伝統芸能・日本文化―茶道

日常に生かす「茶の湯」の知恵 (PHPエル新書): 福良 弘一郎: 本

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日常に生かす「茶の湯」の知恵 (PHPエル新書)

日常に生かす「茶の湯」の知恵 (PHPエル新書)

出版社/著者からの内容紹介

茶道というと「堅苦しい」というイメージがありますが、本来は暮らしの中から生まれ、「文化」にまで昇華したものです。女性の花嫁修業のための礼儀作法という位置づけがされるようになったのは明治以降のこと。それまでは男性のものでした。武家の茶、町人の茶があり、中央の文化と地方の文化が別々の存在感と価値観を持ち、茶の湯にも影響を与えていました。

しかし、日本の近代化は全国を均一化し、地方に根づいていた文化・風習を駆逐してしまいました。それとともに、貧しい生活のなかから生み出された生活の知恵や知識も失われようとしています。それが残っているのが「茶の湯」なのです。おもてなし、気遣い、見立て、自然観――茶の湯には、日本の風土、日本人の気質に根づいた、さまざまな知恵が含まれています。本書はその中から、現代社会をよりよく生きるためのヒントになる知恵を紹介する一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

茶道というと「堅苦しい」というイメージがありますが、本来は暮らしの中から生まれ「文化」にまで昇華したものです。おもてなし、気遣い、見立て、自然観―茶の湯には、日本の風土、日本人の気質に根づいた、さまざまな知恵が含まれている。その中から、現代社会をよりよく生きるためのヒントになる知恵を紹介する一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

福良 弘一郎
1944年、山口県生まれ。日本大学大学院理工学研究科修士課程、上智大学専門カウンセラー養成課程修了。日本生活文化史学会、茶の湯文化学会、日本庭園学会、風俗史学会、日本建築史研究会所属。生活文化史専攻。茶道文化研究所主宰、茶の湯を楽しむ会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第1章 茶の湯のこころ
第2章 茶の湯の英知
第3章 茶の湯の玄徳
第4章 茶の湯と幽玄
第5章 憩いの空間
第6章 茶の湯の知恵

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